Story
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シュンスケとマユの双子の兄弟は、この春ヴィンターゲシュ魔法学校に入学した。 そこで出会ったのは、同室になった不思議な少年・エリルだった。 気が優しく泣き虫な彼は、記憶を失くしていた。 「じゃあ、俺達と同じ部屋になったのも、運命かな」 かくして、エリルの記憶探しは始まった。 エリルの失われた記憶、その原因とは……。
序章 1 2 3 修正中・この章を読まなくても問題はないです。
第一章 1 2 3 4 5 6 7 8 9
第二章 1 2
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三人の出会いから一年と少しが経った頃。 古代遺跡が、ヴィンターゲシュに程近い地で発掘された。 憶測の飛び交う中、エリルが一段と興味を示す。 「行ってみれたら、良いんだけどね……」 やたらとエリルに絡む新入生・ヤックを加え、 彼らは新たな力を求める……。
最高学年は、意外と忙しいものだった。 そんな中、エリルを襲うのは幾人もの“刺客”だった。 深手を負ったエリルに忍び寄るのは、父の影。 「どうしてですか、お父様……」 表から、裏から、彼女を支えようと決意するマユとシュンスケ、 姉のために全ての敵を排除しようとするヤック、 そしてエリルは――。