〈殺し屋〉綺羅
透き通る大洋の船
-Love is eternal,
He loves his family forever-
上
下
夏。俺と綺羅は、広い海の真っ只中を航海していた。
船酔いに苦しむ俺を、綺羅が呼んだ。
「聴こえるのよ……悲しい、声が」
俺達は船を離れ、小舟で声の方向へ向かう。
しかし、そんな俺達を大波が襲ってきて……。
上 原稿用紙14.1枚相当 文庫11.1ページ相当
下 原稿用紙18.1枚相当 文庫13.6ページ相当
全 原稿用紙32.2枚相当 文庫24.7ページ相当