Summary
第一巻
疑いが疑いを呼び、それは妖を生む。
動き出した歯車は止まらず、朽ちるまで走り続ける。
スタートラインを、越えた。
第二巻
それぞれが心に秘める想いは、いつしか欠片になる。
欠片が広がるのか、砕けるのか。
行き先は、自分の胸の中にある。
第三巻
姿の見えない殺人者。
いや、姿は見えていたのかもしれない。
けれど敵は、己を陰に隠しているのだ――。
第四巻
一体誰が。何のために。
そこへ“天の御遣い”と名乗る人物が姿を現す。
それはまるで天使とは程遠く、“鬼”のようだった……。