alba-創の館_Lyric

始まりの歌

地平の彼方 黄金の筋が
辺りを照らし 満ち満ちてゆく

こぼれる希望 寄せ集めては
胸の小箱に 収めてく
天照らす光 大地揺るがす
胸の鼓動は 高らかに

空の果て 捜し求める物は
雲の間に 光浴びただよう
遠く 聞こえる笛の音は
尾を引いて何を伝えるだろう?

丘の上に立って 風の歌を聴こう
学び舎背にして 風を身に受けよう



緑の大地 吹くそよ風が
柔らかな芽を 優しく撫ぜる

細き絹糸 紡ぐ言葉を
心の隅に 忍ばせて
透き通る空 浮きたる光
心の壁を 溶かしゆき

海の果て 始まりと終わりは
波の間に 輝いて彷徨う
高く 飛び立つ翼は
羽を散らして何を訴えるだろう?

瞳を開いて 夢の先を見よう
希望を求めて 夢に身を委ねよう



世界は安穏 それでもどこかで
誰かが悲痛な叫びをあげる
手を差し伸べよ 救い上げよ
闇の中に光を探して

風が吹く その行き着く先は
溢れ出す 人々の想い達
永久に 変わることのない
温もりを求める願いなのだろう

堅い石の室に 神の意思は響こう
輝かしき未来 旅立ちの朝 始まりの歌

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